2011年1月20日木曜日

思い出したサイト

よく覗かせていただくblogの管理人様が入院(それも、おそらく最期の)され、あらかじめ用意されていたお別れの記事が管理人様の信頼される方の手によってアップされているのを見てしまい、残念な思いでいっぱいになったのですが、昔、多分、もう10年近く前だと思うけど、サイト閉鎖の告知の隠しページに、同じように最期のお別れメッセージを残されたサイト管理人様がいらっしゃったのを思い出しました(閉鎖のページが「サヨナラサヨナラ」で、隠しが「サヨナラコノヨノスベテ」となっていたと思います)。
あのサイト様は、すごくセンスのいいアーティスト系のサイト様で、色んな影響を受けたので、そのメッセージを見た時ショックだったのを覚えています。
その後も、時々、そのメッセージを開いて読み返していたのですけど、もう、当然の事ながら404になっちゃってるので見る事は出来ません。
 今なら魚拓をとったり、サイトを丸ごとDLして保存しておくところなのでしょうけど、当時はそんな事思いつきもしなかったなぁ。
でも、だからこそ、心に残っているサイト様なのかもしれませんが。


相手の事をネットを通じてしか知らない、当然実物を見た事もなければ、声を聞いた事もない、それでもやり取りのあるフレと呼ばれるような人達は、何人もいる訳ですし、一方的にblogやサイトだけを拝見させていただいている方も何人もいます。
私がネットを始めたのは、パソコン通信も含めると25年程前。
インターネットだけでも商用解放前の頃からなので、21年になろうかとしているのですが、その中で、こういう形で人の「死」というものに直面したのは、5回程になるでしょうか(実際の相手を存じ上げているという事も含めると、もっと回数は増えますが、そちらはリアルなおつきあいの中の話しになると思うので)。
今後はこういう事も当然増えてくるだろうし、また、単なる放置サイト、放置blogになっているものの中には、実際には最期のメッセージがないだけで同様の事になっているものもあるのだろうと思うと、なんだか不思議な感じですね。

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