2012年7月1日日曜日

インドア派でもいいじゃない

私はとってもインドア派です。
「キャンプとかバーベキューとかスポーツとか好きじゃありませんレベル」じゃなく、単純に出かけることが嫌いです(まぁ、でも仕事をすること自体は好きです)。
生活の心配がいらないだけのお金があれば、ずっと家にいて編み物や縫い物やってるか、本読んでるか、ネットしてたい。
出かけて嬉しいところは書店と図書館だけです(あ、でも飲むのは好きだからそういうところは嬉々として行くかもw)。
でも、そんな私でも、キャンプとかしている人見て羨ましいなぁと思ったりする事はあります。
ちょっと前まで、なんで羨ましいと思うのか分からなかったんですよね。
だって、キャンプ行っても、途中できっとつらくなるの分かってるし、行った事を後悔するの分かってるのに。
Facebookで、そういう近況報告をしてくれる知り合いが結構いる訳ですが、そういうの見ると羨ましいなぁと思う訳です。

で、最近分かりました。
自分の性格が嫌いって訳では全くないのだけど、キャンプをしたり、バーベキューしたり、スポーツしたりする事を楽しめる性格そのものが羨ましいんだなぁって。
決して、キャンプをする事自体が羨ましいのではないんだよね。
うん、そういうことを楽しめる性格になりたいと言う訳ではないんだけど、自分が楽しめないものを楽しめる性格に憧れたりはしてるってことだと思うんですよね。
きっと、そういう人たちとは違う楽しみを自分は持ってるんだけど、まぁ、無い物ねだりですね。


とはいえ、昔からそうだったのかと言われると、ちょっと違う気もするのです。
そりゃ、まぁ、キャンプみたいなハードルの高い事は当然嫌いでしたけど、バーベキューとかは独身時代なんかはたまに友達としてたし、バイク乗ってたからツーリングとかも行ってたし、一人で特に目的も無く走ってるなんて事もあったし。
もうちょっとインドア派に近いところでは、ライブハウスとかは足しげく通ってたし、ミュージカルやストレートなんかの観劇は頻繁に行ってたし、チケットが高いからそう度々ではないにせよ歌舞伎や能にも良く行ってたし、落語とかも見てたし。
引きこもり気質があるにせよ、そういう事はしてたんですよ。
そして、確かに楽しんでもいたような気がします。
なんだろう、一度そういう事をやらなくなると、億劫になるんですかね?
またそういう事をしだすと、それが普通になるのかな?
あ、いや、やっぱり、家族が出来て色々と制約なりしがらみなりがあるから、身軽に出来なくなったってのも関係しているのかもしれないね。
だからといって、それと引き換えに出来るかと言われると、家族の方が大事だったりもするし。

なんて事を、最近よく思っているのです。