2007年4月6日金曜日

こうのとりのゆりかご

「こうのとりのゆりかご」、所謂赤ちゃんポストの設置が認可されたようですね。
賛否はあると思いますが、クリスチャン的にはこれはもう「命」を助けるためにあってしかるべきものという思いがいたします。
設置申請していたのも、カトリック系の病院ですし、元々キリスト教圏において始まったこの制度ですが、キリスト教的な教義では素直に納得できるものです。
親の無責任化につながるのではという意見もあるでしょうし、いろいろ心配する意見もよくわかるし、それらを否定はしませんが、それ以前に「命」を助ける方が先決です。
赤ちゃんポストに預けられてしまう赤ちゃんは、下手したら公園の植え込みの陰に捨てられてしまうかもしれず、その場合「命」の危機は計り知れません。
赤ちゃんを手放す親は、何したって手放すでしょう。
むしろ、児童虐待などするような親よりも、きちんとした育て親に育ててもらう方が子供にとってもよいということだってあると思います。
親の無責任化とか、安易なSexなどという問題は、赤ちゃんの命を助けるよりももっと前の段階の話だと思うんです。
赤ちゃんポストを危惧する人間は、そちらの方に注力してもらいたい。

私なんてさ、財政的に余裕があったら、あと何人でも子供欲しいよ。
でも、そうはいかないから安易に子供を作ったりしない訳だよね。
あとさ、不妊カップルも増えているんだし、血の繋がりだけを気にしなくてもいいような気がするよ。
元々日本って、養子縁組が当たり前だった国だしね。
ただ、それって血だのなんだの以前に「家」って言う旧態然とした制度という前提があった訳だから、一概に良いことではないのだろうけどね。

とにかく、一人でも多くの赤ちゃんが命長らえてほしいです。

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