2009年3月18日水曜日

ウールの着物ばかりなんだけど

手持ちの着物は、ウールの着物ばかりって前に書いたと思うんですが、ウールは日常着で、まぁ、大体洋装のドレスコードで言えばジーンズと同じ様なものと言われます(ジーンズで行けるところには着ていっても平気らしい。つまりちゃんとした場には行けないって事ね)。
そんなわけで、折角だし卒業入学式に着物で出たいなと思い、母に紋入りの色無地一式と黒絵羽織をこちらに送ってくれるよう頼んだにもかかわらず、未だ送ってきてくれません。
仕事が忙しいようで、着物を保管してある家に、頼んでからまだ一度も戻ってないそうな。
という訳で、明日が卒業式なので、洋装で出席する事にしました。

で、ウールの着物を日常着にするのに結構慣れてきたので(どちらかというと私自身よりも、家族や子供の友達が私の着物姿を見慣れてきたというべきか……)、ウールの着物を数枚買い足しました。
ネットオークションで買ったんですが、意外と平気だったなぁ。
オークションで和装だなんて、怖いイメージがあったので、利用したの初めてなんですよ。
汚れや傷があるものは、事前に把握できるようにしてくれてたので、現物見てがっかりという事もありませんでした。
一つ袖山に虫食い穴があるものがあって、カケツギするかどうか悩むところだけど、色的に羽織にした方が良さそうな感じなんで、ちょっと悉皆屋さんと相談してみようと思ってます。

あと、ウールばかり持っていてもしょうがないし、単衣の時期には着れないから、単衣の着物もそろそろ考え始めないとなぁ。
夏辺りからは正絹の袷も、おいおい手に入れて行きたいなって思ってます(袷の時期より前に手に入れておかないと、準備できないもんね)。
実家においてあるのは、本当にフォーマルなものばかりで、ちょっとしたお出かけ用のものがほとんどないのです。
あ、でも、着物をちょっとずつそろえるにしても、それに伴って帯も何本か買わないとなぁ。
手元にある帯は半巾帯主体で、名古屋帯もカジュアルっぽいものばかりだしな。
博多織の名古屋帯で、結構気に入ってる奴が実家においてあるんだけど、高額なものだから大事にしておこうと思いつつ、結局使う事なかったら意味ないよなぁと、最近思うようになったのは、やっぱり、高額なものを身につけても負けない程度には、歳を取ってきたって事なんだろうなって思います。
あと、袋帯は、実家に置きっぱなしだけど、金糸銀糸で派手派手礼装用だから、お出かけ用にするにもあまりにあまりだから、あれは必要になったときで良いや。
必要になるのって、多分、子供の結婚式とか、そういう頃だから、まだ10年以上は先だな。
あ、でも、全然手入れをしない母に任せておくの怖いから、手元に引き取った方が無難だろうか?

そうそう、阪急塚口駅近くにね、三河屋さんってアンティークの着物を扱ってるお店があるそうなんです。
昔社宅に住んでた頃、塚口が最寄り駅だったんであの辺りは色々散策したけど、全然気がつかなかったよ〜。
大火があって、商店街が丸ごと焼けてしまったんだけど、焼け残ったところにあったお店らしく、今でも続いてるんだって。
今は塚口には住んでいないので、懐かしいし、一度行ってみようと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿