2009年10月15日木曜日

東欧の本

評価:
イスマイル・カダレ
松籟社
¥ 2,100
(2009-10)

友人の井浦伊知郎が、立て続けに本を2冊上梓したのは聞いていたんですが、実はまだ買ってません。
「アルバニアインターナショナル」は、書店に行っても売ってなかったんで、注文しないとなぁと思いつつ、まだ頼んでなかったり……。
「死者の軍隊の将軍」の方は、本ではない所で読ませてもらったんですが、続きが気になるので近いうちに購入したいです。

アルバニアは、奴がしょっちゅうアルバニアについて語っているので、無意識のうちに刷り込まれているのですが、そうじゃなかったらきっとどこにある国かとか、国旗がどんなだとか知らなかっただろうなぁ。
大体、共産主義にシンパシーも感じてないので、積極的に調べようとは思わなかったですしねぇ(今は一応、民主国家になったんだっけ)。
まぁ、奴とは四半世紀からの友人関係なので(え〜、もうそんなになるのかぁ)、一応宣伝でもしておくかという事で……。
そういや、もしかしたら当時からの友人の中で、一番頻繁に近況報告があるかもしれない。

でもさ、前にも書いた事あるかもしれないけど、奴は直接顔を合わせてた頃は、理系の人間だったんですよね。
それがいつの間にやら、日本でただ一人じゃないかというようなアルバニア語の研究者になるとは……いや、でも、当時から文学に多分に傾いた奴ではあったか……「すみれの花と豚の鼻(だったよな?)」とか、面白かったんですよね(この話題が分かる人って20人くらいしかいないんじゃないかな)。
現実的な部分では普通に理系の研究者あたり目指してるのかな? 文学系は趣味の範疇でやっていくのかな?と思ってたのに、まさかねぇ……。
アカデミックプア(と本人が言っている)になってまで、言語に没頭するというのはすごい事ですな。

あ、そうそう、この記事書くのに奴の事をネットで検索したら、Wikipediaのアルバニアの項目に奴の名前が載ってたのに驚いたよw

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