2011年2月25日金曜日

本を買いに行った

このところ忙しかったので、本を読む暇もあまりなかったから、少し活字の禁断症状が……って訳じゃありませんが、本を読むくらいの余裕はできたので、ちょっと前に久々に本を買いに行ってきました。

今回買ったのは
「中原の虹」の文庫本3、4巻。
「公事宿事件書留帳」の文庫本16巻。
「信長協奏曲」4巻。
えっと、4冊なので、まとめ買いとも言えない微妙な数ですね。


「中原の虹」はハードカバーの方で既に読んでいるのですが、やっぱりハードカバーは場所をとるので図書館で借りて読むのが主流。
実際に購入するとなると文庫本になっちゃいます。
「蒼穹の昴」が最初に発表されたときからこのシリーズは追いかけているので、西太后に結構思い入れしちゃってるのです。
なかなかに世間一般で言われているのとは違う人物像が好きなんですよ。
そんな西太后も死んでしまう訳ですが。

NHKで「蒼穹の昴」のドラマが放送されていましたけど(今は地上波でもやってますね)、原作とは微妙に違ってて、別に嫌いじゃないしいいドラマだと思うんだけど、なんだか原作に忠実なものも観てみたいなぁと思ってしまうのです。
春児と文秀の関係が、ドラマだと見所になってるのかなぁ?
原作より濃密だよね。
でも、原作くらいの関係性で、色んなところが描かれちゃうと、焦点がぼけちゃうか。




「公事宿事件書留帳」もハードカバーでは読んじゃってますが、読んだの結構前だから忘れちゃってたな。
というか、この文庫本自体も結構前に出たものだと思う。
ハードカバーで一度読んでるから後回しにしちゃってたって言うのはありますね。
時代小説は、やっぱり江戸が中心なので、京都が舞台のこのシリーズは、はんなりとした京都弁が沢山出てくるから、印象としては他のものとはちょっと違いますね。
まぁ、なんというか、関西で言うところのちょっとしたもっちゃり感みたいなのが好きです。




今回買った本で、比較的最近に出たものは「信長協奏曲」の4巻だけか。
ゲッサンは読んでない単行本派なので、初めて読む話しばかりだから純粋に楽しめました。
そういえば、最近この漫画の宣伝を良くみるなぁ。
結構話題?
自分は信長関連は一応チェック入れてるのでその流れからなんですけどね。
まぁ、信長関連と言っても、タイムスリップしたゆる〜い高校生が信長と入れ替わって信長になって歴史を変えちゃマズいよな〜、みたいな感じで進んでいく物語なので、純粋にファンタジーとして楽しめます。
史実に沿っているので、逆にそこが面白かったりもするのですが。
しかし、4巻の最後くらいで、既にサブローは36歳くらいの筈なんですが、高校生の頃とあまり見た感じ変わってないですね。
いや、まぁ、そこがいいんだけど。
帰蝶ちゃんも、初登場の頃とさほど変わってないしねぇ。
そういえば、「信長協奏曲」もそうだし、「信長の忍び」なんかもそうだけど、最近吉乃じゃなく帰蝶とラブラブの漫画が多くてちょっと面白いなぁと思っています。
武功夜話偽書説とか、結構広く知られるようになってきたのもあるんでしょうね。
歴女ブームだとかあるし、そういうの調べるのは男女を問わずオタの嗜みな訳で、そうなると武功夜話偽書説や、濃姫の養華院殿要津妙玄大姉説なんかも目にせざるを得ないでしょうからね(歴女に信長はあまり人気だとは思いませんけどねw やっぱり伊達さんと真田さん辺りが人気なんでしょうか?)
何かの漫画では、信長生母が土田御前じゃなく小嶋御前になってたものもあったし、そういうのみるとかなり信長を調べてる人と、そうでもない人の差が見えて面白い。
そうは言っても「信長協奏曲」は現代の高校生がタイムスリップしちゃってるので、現代人の感覚として側室多数は受け入れ難い感覚でしょうからねぇ。
それも、夫婦ラブラブならなおの事。
だから描写がないんでしょうね。
まぁ、その代わり本物の信長の前妻が吉乃で生んだ子供は男子二人なんて設定になってるので、これが奇妙と茶筅ってことなんでしょう。
そのうち養子にするとかって話しも出て来るのかな?
信憑性のある複数の史料的には、少なくとも奇妙は帰蝶の養子なので、その辺りアレンジすればなんとでもなりそうな感じ。
でも、奇妙が元服して信忠になるのに、漫画の中ではあと2年弱の筈なので、なんかスルーしそうな気もします。
尾張統一の描写も、あっという間に終わったというか、殆どスルーだったしw
しかし、おそらく30代半ばになって夫婦で「でえと」してる信長ってどうよ、というか、現代人としてもどうよw
なんか、その辺りの感覚がさ、高校生の時にタイムスリップしたままの感じだから、歳をとってる筈なのに歳とってないような感じに見えちゃうんだよなぁ。
とにかく、結論としての本能寺の変がある訳で、そこに至る過程でどのように展開していくのかが楽しみな話しです。
秀吉が一手に悪役引き受けてる形になってるからなぁ、多分そういう展開になるんだろうな。
でも、本能寺時点で49歳なので、そこでもし現代に戻ったとしても、現代ではもうサブローは生活できないよなぁ。
戦国時代ならともかく、現代はシステマチックだからねぇ。
人一人が消えたり現れたりなんて、無理だもん(そういう意味ではコナンもそこが最大のファンタジーだよね)。
やっぱり、夢落ちとかで終わるのかなぁ?
5巻は夏頃発売予定だから、先が長い。
ゲッサン買ってこようかなぁ?w





う〜ん、「信長協奏曲」は2巻だけ横向きの表紙を表示したくなっちゃうな。

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