2008年2月22日金曜日

イージス艦衝突

現場で働く自衛隊の方々に対しては、尊敬の念を持って止みません。
日本の国防を担ってくれている訳ですからね。

さて、イージス艦衝突問題ですが、一番気になるのはマスコミの偏向報道。
自衛隊なら何をどういって叩いてもいいとばかりに、叩きまくってますね。
沈んだ漁船の漁師さんのボランティア行為はすばらしいとは思いますが、事故とは何の関係もない。
医療事故やたらい回し報道もそうですけど、マスコミは遺族感情ばかり報道して、公平な目を忘れがちで嫌になります。
奈良の産婦さんの死亡問題にしても、遺族の嘘をそのまま報道していたし、間違っていたと遺族側が言ったあとも、その事はあまり報道せずにすませています。
まぁ、遺族側もその後も講演会などで、その嘘を堂々とまた言っている訳で、裁判に提出された記録と違うじゃないかって思います。
まぁ、その事は置いておいて、イージス艦衝突問題ですが、今朝から漁船団の動きが詳細に分かってきましたね。
あれを見て、回避行動って言っても、イージス艦どう回避したら良かったの?って思いました。
漁船団の中の一隻はイージス艦の左に抜け、他の一隻は右に抜けている訳で、右にも左にも動けないじゃないですか?
どっちに動いても(この場合右旋回が正しい訳ですが)、ぶつかりますよね。
まぁ、どっちにしても、急旋回できるような乗り物でもない訳ですが。
で、ぶつかった漁船に関しては、どう動いたのかは分からないとマスコミは言っていますが、漁船団の説明にあった数分前の位置と、ぶつかったとされる位置から考えて、まっすぐ突っ込んでいるように見えます。
ぶつかった漁船は回避行動をとっていませんね。
海上交通安全法の第2章の「交通方法」に照らし合わせてみると、漁船側に回避義務があるのは明らかで、この点をどうしてマスコミは無視しているのか分かりません。
特に、第2章第1節第3条-2「航路外から航路に入り、航路から航路外に出、若しくは航路を横断しようとし、若しくは航路をこれに沿わないで航行している漁ろう船等又は航路で停留している船舶は、航路をこれに沿つて航行している巨大船と衝突するおそれがあるときは、当該巨大船の進路を避けなければならない。この場合において、海上衝突予防法第九条第二項 及び第三項 、第十三条第一項、第十四条第一項、第十五条第一項前段並びに第十八条第一項(第三号及び第四号に係る部分に限る。)の規定は、当該巨大船について適用しない。」という部分を見る限りは、首を傾げざるを得ないです。
また、沈没した漁船が、漁船団の他の船からの無線に応答しなかったという報道を見ましたが、これが事実だとしたら、ますますおかしい。
自衛隊の最新鋭艦ですから、軍事機密もわんさかある訳で、何でもかんでも公開していいものではないと思いますが、それを逆手にとってマスコミは叩いているようで、見ていて気分が悪い。
確かに行方不明になっているお二人には御気の毒だと思いますが、ご家族の感情そのままに、自衛隊憎しの報道でいいのでしょうか?

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