2007年6月6日水曜日

しゃべれどもしゃべれども

しゃべれどもしゃべれども
しゃべれどもしゃべれども
佐藤 多佳子

映画が公開されているからか、書店へ行くと平積みになっている事が多いですね。
私はずいぶん前に、落語好きの友人のすすめで読んだ事があるので、今回は購入はしていないのですが、本棚の奥から引っ張りだしてきて読み返しました。
私自身は、江戸落語より上方落語が好きなので、主人公が上方落語を関西弁の子供に教えるのに苦労する辺りのエピソードが好きなのですが、その際、今は亡き桂枝雀師匠の事が出てくるので、なんだか無償に枝雀師匠の落語が聞きたくなってしまいました。
実家には枝雀師匠の落語大全のビデオが揃っているのですけど、黙って持ってくる訳にも行かないですからね。
ごっそり持ってきたら、バレバレだし、1本ずつ借りてくるほど頻繁に行き来できる距離じゃないし……。
いっその事DVDでもって思うけど、さすがに50巻ほどのDVDはねぇ。
桂 枝雀 落語大全 第一集
桂 枝雀 落語大全 第一集


落語は話しの筋と落ちを知っていて聞く物だという気がしています。
けど、生で聞ける寄席ってこの近辺じゃほとんどないし、「島之内寄席(ワッハ上方)」や「天満天神繁昌亭」にまで行くのも子育て中の主婦には難しい。
あ〜、でも、「繁昌亭」が去年出来たからいいようなモノ、それまでは落語専門の小屋もなかったですからね。
枝雀師匠が今生きていたら、きっと喜んだろうなぁって思ったり。
あ、枝雀師匠が好きなので察しがいい方は分かるでしょうけど、私は桂米朝一門がかなり好きです。
でも、もっと好きなのは、桂春団治一門です。
家紋が花菱繋がりってことで見るようになったので、最初に落語を見るきっかけになったのは、やっぱり枝雀師匠なんですけど。
桂春団治一門は、誰よりも三代目が好きなんですけどね。
春駒さんも好きだけど。
三代目、昼席に出てくれるのはうれしいけど、どうせなら土曜日か日曜日に出てくれればなぁ。
そうすれば、なんとかダンナに子供達のこと頼んで見に行けるんだろうけど。
平日にしか予定がないもんなぁ。
まぁ、今は仕方がない。
子供が大きくなって、手が離れたらの楽しみに取っておこう。

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