2008年9月10日水曜日

我慢できなくて、DMC観てきたよ

急に、予定がキャンセルになったのもあって、観てきました、「デトロイト・メタル・シティ

原作ファンとしては、細かいところで気になる部分はありました。
身バレしてしまうところとか、ジャギ様の火吹きが無かったとか、カミュさんがブルマしか言わないとか、ぐりとぐらとか、etc……。
が!!、そんな事は「映画だから」と横に置いておけるくらい面白かった!!
クラウザーさんは格好よかったし、根岸君はクネクネだったし。
松雪泰子は、本当に良かった〜〜〜〜!!
フラガールの時には、歳とったなぁと、一抹の寂しさを感じたものでしたが、今回はファッキンクレージーな社長役が、見事にはまっていて、最高でした。
何より、劇場に観に行ってよかったなぁと思ったのが、LIVEシーン!!
多分、DVD(もし出てくれればBD)は買いますが、我が家の音響ではあの迫力は出ません。
最後の、ジャック・イル・ダークことジーン・シモンズとの対バンシーンのLIVEはもちろんのこと、オープニングのLIVEから魅せてくれます。
ファン役のエキストラの方達の熱気が、映画を見てるだけの私にも伝わってくるようでした。
あ、そういえば、原作のおまけ漫画で出てくる「クラウザーたん」も一瞬出てきて、ちゃんと額には「しゃちゅ」と書かれていて、可愛かったです。
最近、「甘い恋人」を聴いてて、サジヒデキはすごいなぁと思っていました。
何せ、原作の「……さぁ〜ん」って文字で書いてあるメロディにのせた歌詞を、本当にきちんと「……さぁ〜ん」と聴くに堪える音楽で再現していたからです。
が、しかし映画を観て、「こんないい曲が売れないなんておかしい」と思っていたサジヒデキが歌う「甘い恋人」とは全く違う、キモイ根岸君の「甘い恋人」に、「こりゃ、売れる訳ないわ」と納得。
というより、納得させるくらいキモク歌える松山ケンイチの演技力に脱帽。
松山ケンイチと言えば、あんな高いヒールで爆走してましたが、腰は大丈夫だったのでしょうか?
東京駅から多摩センターまで走っていったのかよ〜!!って言うのは野暮な話しで、きっと東京駅から近い会場という設定だったのでしょう。
歌舞伎座の前を、クラウザーさんとファンたちが走っていくシーンは、とてもシュールでした。
それから、トイレで佐治君と一緒に歌うシーンは、クラウザーさんでありながら、根岸君でもあるという状況を、とてもうまく表現していましたね。
ちょっと松山ケンイチを見直したわ。
佐治君も、思っていた以上に可愛かったなぁ。

実は、根岸君が犬飼に帰ってお母さんと話すシーンにウルウルきたんですが、でも、映画として良かったと思わせたあのシーン、原作ファンとしては複雑な気分でした。
気づいていない天然ボケの根岸ファミリーが、漫画ではいい味を出していて、妹の結婚式にもつながる訳だし……。
まぁ、最後の終わり方からして、映画の続編は考えていないっぽいし、妹の結婚式エピは無いんでしょうから、あれはあれでいいんだろうとは思うのですが、天然の根岸ファミリーでいてほしかった。
そして、もちろん、相川さんにも……。
ただ、映画として考えると、泣き言をいうクラウザーさんも、雨の中泣き崩れるクラウザーさんこと根岸君も、お母さんの言葉で戻る決意をする根岸君も、必然だと思えます。



関係ないけど、予告でウォンテッドやってました。
アンジェリーナ・ジョリーの大ファンとしては、観に行きたいなぁと思ってしまいました。




歯ギターと言えば、私的にはやっぱ、ジミヘンかな?
Jimi Hendrix - Hey Joe

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