2010年1月19日火曜日

少し暖かいですね

今日は少し暖かかったなぁ。
先週までやたら寒かったので、なんだか春になったみたいな気がします。
また寒くなるようですけど、暖かくなったり寒くなったり繰り返すんでしょうね。

最近、襦袢で、身頃部分にネルを使ったものを作ったので、温かくて着物ばかり着ています。
まぁ、仕事の時は着れないから、週のうち2〜3日程度ですけどね。
正絹の襦袢は温かくていいんですけど、家で手入れできないのがつらいところ。
もちろん、正絹の着物は洋服と違って着る度に洗濯する訳じゃなく、シーズンオフに悉皆屋さんに出すもので、家で手入れ前提じゃないですけど(そのために直接肌につく部分は家で洗ったりできる肌襦袢を着る訳ですし)、着ている着物がきちんとしたお出かけの時はともかく、普段は木綿かウールばかりで家で洗濯できるものだから、私は、正絹の襦袢は正絹のお出かけ用の着物にしか合わせないんですよね。
縫う前に散々水通しして洗える襦袢にするという手もあるらしいですけど、自分にそんな技術は無いし、仕立てに出すにしてもそんなの引き受けてくれるところはほとんどない訳で……。
よく利用させてもらってる悉皆屋さんに相談してみてもいいのかもしれないけど、そこまでして普段の日常着の下に着る襦袢を正絹にこだわる必要も無いし。
そういえば、悉皆屋さんで思い出したけど、知り合いが親戚の人に頼まれて訪問着と帯とその他諸々一式を貸してあげたら、勝手にクリーニングに出されてしまったという事があったそうです。
そりゃ、洋服ならクリーニングに出して返すのは礼儀だけど、和服は違います。
和服は絶対に勝手にクリーニングになんか出さないで返さないといけません。
悉皆代金を一緒に渡す方がいいです。
あ、悉皆屋さんって言うのは、和服の手入れをしてくれるお店で、洗いを頼むのはこういうお店なんです。
クリーニングに出して着物が台無しになったなんて話しは、着物をよく着る人間にはよく耳に入ってくる事で、着物を着る人は大抵決まった悉皆屋さんに頼むものです。
まぁ、借りた相手も普段から着物を着ない人で、着物の事をよく知らない人ならクリーニングでいいかもしれないけど(だってそういう人は、貸した人自身も分かってないからクリーニングに出しちゃうし)、そうじゃないなら、絶対にクリーニングに出さないでくださいね。

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