2017年8月21日月曜日

アンソロについて

夏コミで探偵団アンソロがお披露目というわけで、参加させていただいたということもあり色々書いてみようかと……
あとですね、昨年の灰原アンソロの朝ちゅんについてもちらっと書こうかなとか思ったりも……

ネタバレってほどでもないけど、一応たたんでおきます




実は、今回の探偵団アンソロ、9割がたできてた原稿を一度白紙に戻してるんですよね。
もともと、キュラソーの最期を探偵団が知らないままなのはなぁという思いがあり、かと言って幼い小学1年生で知るべきことではないという思いもあり……。
じゃぁ、受け止められるときに本人たちが真実にたどり着けばいいんじゃない?という安易な感じで書き始めたんです。
真実にたどり着くためには、少年探偵団の3人が事件等の場数を踏むべきよね、でも、関係者を思いやる心を忘れちゃ駄目よね、それからコナンの幻影ばかり追いかけてるのは自立とは違うよね……等々ありまして、最初は事件をメインに据えたミステリーにするつもりでした。だから最初脱法ハーブが云々ていうようなのが出てくるわけですが、その事件がメインだったんですよ。
基本的には、黒い新哀シリーズという名称で支部で公開しているモノの一環なのですが、黒い新哀シリーズは、数年前に親しい人にお配りさせていただいて、その後希望してくださる方に送らせていただいているコピー本の新哀がベースになっていまして、支部に載せているものはあまりミステリーにはしていないのですけど、朝ちゅんに参加させていただいた作品もこのシリーズで、個人的にはミステリー主体のシリーズにしたいと思っているものです。
というか、私、新哀はミステリーにしちゃうのにちょうどいいと思っていて、前から書いてる新哀もミステリーにしてあるものもあるのですよね。
ラブラブでほのぼのした話は好きだけど、やっぱりミステリーも好き、いえ、ミステリー書くのが一番好きなので。
で、書いていくうちに、同時進行で書いてたコピー本第2弾と書き分けができなくなってきてしまってどうしようかなぁって感じになってしまい、じゃぁ、朝ちゅんで助手というか協力者の立場になっている光彦がどうそれを選び取ったのか、そしてどうして元太と歩美はそれを選ばなかったのか……ってのをメインに据えちゃえばいいんじゃね?事件じゃないけど真実を追求するっていうのが少年探偵団の成長として良いんじゃないの?って感じで、探偵団アンソロの話しが書き上がったという感じです。
朝ちゅんではハイティーンになっている光彦と灰原がメインでしたが、探偵団アンソロではローティンの光彦がメインなのかもしれないですね。
とはいえ、私は元太をいい男に書かずにはいられない!と思わず握りこぶしを握ってしまうのです。
光彦は理詰めで情報を集めて組み立てていくタイプであると思うのですが、元太は本質を嗅ぎ取る才があると思うのですよ。だから対比として、気がついて動く光彦、気がついてても動かない元太、気がつかない歩美ちゃんという三者三模様にしたというのがあります。
光彦は将来有望ですよ、うん。
でも、元太は別の意味で大物になると思っているのですよ。
歩美ちゃんは可愛いままでいてほしいですけど、大きくなったら時々毒吐きそうw
どちらにせよ、三人にはいつかはイルカのお姉さんの真実を受け止めてほしいなぁと思う訳で、でも、公式ではそれは無理だろうから自分で捏造しちゃいました!っていうのが正直なところなのかな?
まぁ、公式がどう展開していこうと、新一も蘭もどうでもいいので、少年探偵団の三人と灰原が幸せになると良いなと思いつつ、灰原のラストは難しいのではないかなという思いもあり、だったら、二次で好きなだけ幸せにしてあげればいいじゃんというコンセプトのもとこれからも書いていくのですけどね。

まさかチャットの戯言が実現するなんて思っても見ませんでしたが、素敵なアンソロを作ってくださった主催者様には、本当に感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。

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